ハイテクウォッチはやっぱり国産がいいですよね
電波時計でも、ソーラーでも、国産3社の技術力は世界をリードしています。
そして、新たに登場したGPS時計も国産の技術が大きく先行しています。
圧倒的な省電力でGPSソーラー初の自蝶貝文字盤のセイコー「SEIKO」
ボタンを押して最短3秒でGPS電波を受信するシチズン「CITIZEN」
有利な電波を自動で選んで受信するカシオ「CASIO」
今回は、セイコーとシチズンとカシオの3社比較!おすすめ腕時計GSPソーラーは世界最先端でぶっちぎりな技術についてお話しします。
GPSソーラー腕時計は3社の競争!
そもそも標準電波を受信する、従来のソーラー電波ウォッチは、ここに紹介する国産3社の独走状態でした。
時間にうるさい国民性は、精度に狂いのない電波時計の市場を一気に爆発させ、セイコー、シチズン、カシオの国産3社の技術的進化は、世界をブッチギリました。
その発展型が、地上局に依存せず、いつでもどこでもGPS衛星から位置と時刻情報を受け取り、光発電の搭載で止まることもない、GPSソーラーウォッチなのです。
今年は、セイコーが「世界初」のGPSソーラーウォッチを登場させた意地をかけて「アストロン」の第2世代デュアルタイムモデルをリリースしました。
シチズンは「サテライトウェーブ」に磨きをかけ、受信時間の「最速」を目玉に対抗しました。
カシオは標準電波とGPS電波の両方を受信できる「ハイブリッド」を大看板の「Gショック」の上位モデルに搭載しました。
バーゼルワールドとその後に発表された新作は高級腕時計としての完成度も高く、発売のタイミングも近いため、競争も激烈です。
ユーザーも、どの時計にするか選択に大いに悩んでしまうところでしょう。
セイコー「SEIKO」
世界初となったセイコーのGPSソーラーウォッチは、2015年に進化の時を迎えました。
小型化・薄型化を進めつつ、ケース構造を一新しました。
昼夜表示と12時間式のデュアルタイム表示を採用して、本国時間を把握しやすくするなど文字盤に表れる機能が大幅に改良されました。
時差修正を直感的に操作できる電子リューズも採用し、操作性も向上しています。
さらに省電力を極め、ソーラーパネルを敷いた時計とは思えぬ文字盤の美しさを実現しています。
この限定モデルは、このカテゴリーでは世界初の自蝶貝製の文字盤を採用しています。
グランドセイコーの腕時計の魅力についてはこちらの記事で紹介しています▼
セイコー アストロン SBXB039
GPSソーラーウォッチの新世代モデルで、操作性の高いワールドタイマーが進化を遂げました。
この限定モデルは、白蝶貝を文字盤に採用しています。
・径48.7mm
・セラミック+チタンケース&フレス
・世界限定3000本
・定価28万円
チタンとセラミックを素材とするケースは、ケースサイドを別体パーツとするなど、複雑な構造となっています。
このモデルでは一段と精密な加工が必要なライターカットの入ったリューズを採用するなど細部も見どころ満点です。
2万km上空のGPS衛星から正確な位置・時刻情報を受け取り、どこにいても時刻を正確に表示します。
セイコー プレサージュの魅力についてはこちらの記事で紹介しています▼
シチズン「CITIZEN」
衛星とつながるのに、最短3秒です。
現行の「サテライトウェーブ」はアンテナの能力を高め、内部機構のレスポンスを高めるなど、世界最速の受信スピードを確立しています。
位置情報の確定に必要な4つのGPS衛星が補足できなくとも、日本の準天頂衛星「みちびき」の電波を受信し、GPS衛星の代替とすることができ、時刻情報のみの受信もできます。
世界には30分単位の時差を設けている地域もあるなど、40にも及ぶタイムゾーンがあります。
ベゼルに印字された、それらのタイムゾーンの代表都市名に、リューズ操作で針を合わせれば、ただちにその都市の時刻を表示するダイレクトフライト機能を搭載しています。
しかも、時分針は専用のモーターで回すので、時差1時間なら、たった1秒で調整が済みます。
シチズン アテッサ F150
40タイムゾーン対応のワールドタイマーにして、スッキリした文字盤です。
光発電エコ・ドライブとGPS電波機能力が融合し、厚さ12.5mm(設計値)は、このカテゴリー世界最薄です。
・径43.5mm
・スーパーチタニウムケース&ブレス
・定価17万円
シチズン アテッサのバリエーション
「アテッサF150」。
最速のGPSソーラーウォッチのスーパーチタニウムケース&ブレスに、独自の表面硬化処理、デュラテクトDLCを施し、抜群の耐傷性を発揮します。
・径43.5mm
・定価19万円
クロノグラフやアラームなど多彩な機能を搭載し、薄さ13.1mm(設計値)、最速受信を実現したGPSソーラーモデルです
・径43.5mm
・スーパーチタニウムケース&ブレス
・定価19万円
カシオ「CASIO」
カシオが狙ったのは、GPSウォッチと通常の電波時計のハイブリッドです。
地上局からの標準電波は受信エリアが限定されるが、GPSは空が開けていれば、世界のどこでも受信可能です。
一方、ビルの谷間や室内では、地上局からの標準電波の方が安定して受信できます。
状況に応じて有利な電波を使うのが、ハイブリッドの強みなのです。
Gショック スカイコックピット GPW-1000T
合成樹脂ケースに64チタンベゼルなどを用い、トリプルGレジストで究極のタフネスを実現した“G” に、ハイブリッド電波受信機能を搭載しました。
独自の光発電、タフソーラーで駆動しています。
正確・壊れない・止まらないの理想の腕時計が完成した形になります。
・径56mm
・力ーボンファイバーインサートバンド
・定価14万円
写真の白い部分がアンテナで、左上が標淮電波用、右下がGPS電波用です。
ムーブメントのパーツの配置効率を高くし、2つのアンテナを収納することにより、アンテナも衝撃などから守られようになっています。
オシアナスOCW-G1000E
エレガントなハイブリッド電波ソーラーウォッチで、夜の地球をイメージしてデザインされました。
12時のインデックスには自蝶貝を用いています。
・径46 1mm
・チタンケース&ブレス
・世界限定2000本
・定価25万円
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