高級時計のグラスヒュッテ・オリジナルをご存知でしょうか?
独自仕様のワールドタイマーを搭載しており、グラスヒュッテ時計の高い評価を得られております。
まさに、暗黒の時代をも誇り高く生き抜いたグラスヒュッテの魂がここにあります。
そんな、グラス ヒュッテ オリジナル セネタの評価と時計の価格はいくらなんでしょうか汗)
真のグラスヒュッテ時計の継承者
第二次世界大戦後、東西に分断されたドイツのなかで旧東ドイツの体制下におかれたグラスヒュッテ。
同地にあったすべての時計工房は国営企業に統合され「グラスヒュッテ・ウーレンベトリーブ(G.U.B.)」の名のもと、社会主義体制における生産効率重視の製造を強いられました。
その最中でもグラスヒュッテの時計職人たちは、フェルディナント・アドルフ・ランゲから連綿と続く伝統的技術を見失うことはありませんでした。
東西ドイツ統一後にG.U.B.が民営化されると、1994年、実業家のハインツ・W・ファイファーがこれを買収しました。
名称をグラスヒュッテ・オリジナルに改め、ハイレベルな時計作りを再開するのです。
翌年のバーゼルで永久カレンダー&フライングトゥールビヨン搭載の「ユリウス・アスマン1」を披露し、華々しく復活をアピールしました。
以降、自社一貫生産のマニュファクチュールとして、エレガントなドレスコレクション「セネタ」「パノ」のほか、G.U.B.時代のレトロデザインを再現した「シックスティーズ」「セブンティーズ」などを展開しました。
フェルディナント・アドルフ・ランゲ時代は当然のこと、G.U.B.時代も切り捨てることなく、高品質にリモデルして提供してくれる点で、このブランドは他と一線を画す存在といえるでしょう。
グラスヒュッテ・オリジナル「セネタ・コスモポリト」
8時位置に合わせた都市の時刻をメインダイヤルに表示しています。
ホームタイムは12時位置のサブタイヤルで示しています。
サマータイムの切り替えも可能です。
・自動巻き
・径44mm
・18KRGケース
・アリゲーターストラップ
・5気圧防水
・定価420万円
3/4プレートや優雅な彫金を施したテンプ台などの伝統を継承しながら、マイクロローターによる自動巻き機構や、スワンネック緩急針を対面に配した「ダブルスワンネック」といった独自のアレンジも忘れない自社製キャリバーです。
ドイツ時計学校およびドイツ時計ミュージアム至近にはグラスヒュッテ・オリジナルの本社工場があります。
ここでパーツ製造やムーブメントの組み立てはもちろん、手作業によるエングレービング、焼き入れ、各種仕上げ作業、外装とムーブメントの検査など、あらゆる行程を一貫して実施しています。
マニュファクチュールを自負するゆえんがここにあるのです。
グラスヒュッテ・オリジナル セネタシリーズ▼
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