江戸の人々は豆腐が大好きだったそうです。
豆腐の料理ばかりを集めた「豆腐百珍」が出たのは、天明2(1782)年です。
翌年には続編も出ました。
合計238種類もの豆腐料理が紹介されています。
凝った料理もいいけれど、夏は冷や奴、冬は湯豆腐が美味しくいただけますよね。
今回は、湯豆腐の作り方の基本!シンプルに美味しい豆腐を味わう方法についてお話しします。
湯豆腐の歴史と作り方
露店で女性が豆腐を売るようになったのは15世紀ごろです。
17世紀の江戸時代になると、豆腐屋が現れるようになったのです。
油揚げもこの頃には売られていたようです。
ひと口に湯豆腐といっても、タラや春菊、白菜などの豆腐以外の具を入れたり、昆布を敷いたり、鍋の真ん中に醤油と酒を入れた付け汁の器を入れて煮立たせたりと、さまざまな食べ方があります。
しかし、いろいろと加えるようになったのは後世になってからで、基本の食べ方はごくシンプルなものです。
鍋にたっぷりと湯をはり、大ぶりに切った豆腐を入れます。
このとき塩を少々入れると、豆腐に「す」の立つのが防げます。
煮立てて豆腐をぐらぐらさせてはいけません。
ようやく浮いてくるようになったら器に取り、醤油と薬味をかけて食べます。
薬味は刻みネギとおろし生姜くらい。
湯豆腐の応用として「あんかけ豆腐」というのもあります。
火の通った豆腐を器に盛り、出し汁に醤油、みりんで味付けしてから葛(くず)を加えて練った葛飴を豆腐の上にかけるというものです。
薬味はおろし生姜やさらしネギ、もみ海苔などいずれも冬の寒い日に美味しくいただけます。
豆腐の楽しみ方について▼
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薬味としては、花がつおや、もみ海苔、七色唐辛子などもあります。
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湯豆腐の一口メモ
昆布を敷くのは関西風。「歌仙豆腐」という38種類の豆腐料理を考案した江戸の大名もたそうです。
それほど豆腐は多くの人に愛された食べ物です。
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