前回にも書いてますが、書店では、初級レベル(200点台から350点程度)の方のための問題集はごくわずか!です。
「これであなたも!‥・」「はじめての‥・」という言葉で問題集を買ってもマッチしません。
では、どのように対策すれば良いのかお話ししていきます。
今回は、TOEICスコア別におすすめの問題集!初級レベルから劇的にスコアアップする方法を紹介します。
前回記事▶TOEICで600点以上を取る勉強法–TOEIC対策での問題集の選び方【対策8】
TOEICスコアが200点以上~450点のあなたへ
正直言って、なかなかお勧めできるものが書店にはならんでいません。
200点から300点台の方向けの問題集ですが、
残念ながら市販では、「改定版 TOEIC TEST英文法出るとこだけ!」(アルク)が一番のオススメで、好評ですがそれ以外なかなか見つからないのが現状です。
TOEICリスニングの教材となると、さらに選定が難しく、悩みます。
大学用教科書には本当にこのレベルのあなたに試していただきたい問題が沢山あります。
けれども、大学用教材のため解答が手に入らない、CDが手に入らない、教材すら手に入らないという問題があります。
TOEICスコアが200点台から300点台の方はこちらの教材がオススメです。
TOEIC攻略 TOEICオススメ参考書&問題集 その5
書き込み式ですが、あえて書かないようにしてください。
何度も試して欲しいからです。
ノートにも書かず、口頭で答えを読み上げるのがベストです。
但し記号問題は除きます。
全問正解できるくらいまで定着したら、これらの問題集を卒業しましょう。
そして公式問題集や模試を収録した問題集で時間をはかりながら実際の試験と同じ環境をつくりだして練習します。
試験なれすることは集中力を維持させる訓練になるからです。
同じ環境を作ってトレーニングするのは30日前から週に1回から3回の割合が理想的です。
過去に解いたことのある公式問題集でもかまいません。
2回目は1回目より正答率もよく早く解けるはずです。
もしも、まだ公式問題集ではハードルが高いと思うならこちら‥・
TOEIC攻略 TOEICオススメ参考書&問題集 その6
本書に収められたTOEIC Bridgeのテスト問題は全問、世界中でTOEIC Bridgeを実施・運営するETSが制作した公式問題です。
この1冊でTOEIC Bridgeのすべてがわかります。
<主な内容>
TOEIC Bridge Section l-Listening(50問) 和訳、解説、受験のアドパイス付き
TOEIC Bridge Section ll-Reading (50問) 和訳、解説、受験のアドバイス付き
TOEIC Bridge練習テスト(100問) 和訳、解説付き
模擬テストの環境を作り出すためにこちらの問題集を活用しましよう。
TOEIC Bridgeとは、主に高校生が受験するその名の通り「TOEICの架け橋となる」テストです。
実際受験することも可能ですが、大学生、社会人であるあなたは問題集で練習する程度にとどめておいたので良いと思っています。
受験したとしても、そのスコアが履歴書に書ける資格としてそれほど有効ではないからです。
テストについては公式サイト:TOEIC Bridge Test で詳細をご確認ください。
TOEICスコアが450点以上で600点目前に
ここまでの点数に近づくと、「英語が好きになってきた!」という実感と同時に「どうしてもっと伸ばしたいのに私はダメなのか?」という双方の気持ちが芽生えるかもしれませんね。
ここまできたら、なんとか英語を『運用する』能力が欲しいところです。
今、読んだ内容を全て英語で自分の言葉で言ってみる。
今、聞いた内容をスクリプトを見ずに概要を説明してみる。
そんなチヤレンジ精神が必要です。
やっている事はTOEIC攻略ではありません。
能動的スキルを引き出す〔スピーキング・ライティングを促す〕ことなのです。
英語は辞書ではなく、言葉であり、クリエイティブに自分らしさを発揮していく必要があります。
人それぞれに何のためにTOEICを勉強するのか?が違うと思います。
「昇進のため?」「就職のため?」‥・
600点を超えた時点で、就職に有利になるとか、海外出張を言い渡されるなどの社会的責任がついてきます。
結論は、英語が使えなければ意味がありません。
話せるようになるにはどうしたら良いのか?
それは、話す必要があります。
誰も話し相手がいないのに、スピーキング練習する方法があります。
それは、「英語で日記を書いてみる」ことです。
TOEIC攻略 TOEICオススメ参考書&問題集 その7
英語をしゃべれるようになりたい人は、やはり自分で英文を作ることが大切です。
英語を毎日作っていれば、話す時にも、英文が出てくる時間が速くなります。
これをひたすら繰り返すことです。
とはいっても、
どんな文章で、何を書けぱいいか分からないので、続かないですよね?
そのような方の手助けになってくれるのがあなた自身の日記なのです。
資格試験よりも、文通や会話で英語を使いたい人は普段から自分で英語を使う習慣をつけるのもいいでしょう。
英語学習の位置づけをこのようにとらえて継続することができるかどうか、これが500点と600点の差なのです。
それでも、TOEICのことが気になり頭から離れないなら以下を実践してください。
TOEIC攻略 TOEICオススメ参考書&問題集 その8
TOEIC公式問題集を使った応用です。
1.写真描写の問題を使って写真の説明をしてみてください。
スクリブトはどんな単語を使いどのように表現してたか?それをまねてみましょう。
2.Part2の対話文で質問に対するオリジナルの答えを考えてください。
3.Part3、4、6、7の聞こえた文章または、読んだ文章の要約を言ってみましょう。
要約には、いつだれが、どこで、どうしたのかを必ず含めましょう。
4.重要単語を使つて要約を作ってみましょう。
5.自分の要約を見てくれる人を必要に応じて探しましょう。
(学校や職場、友人など)ネイティブの友達を見つけるきっかけになるかもしれません。
このようにクリェイティブな学習方法に移行させていくことで600点への壁が取り払われます。
おわりに
TOEICとはいえ、英語学習が第一です。
対策ばかりでは得点は伸びません。
英語学習とは机に向かうことではありません。
習得した言葉を発表(アウトプット)する場を見つけること!これも大事な学習の一環であることを決して忘れないでください。
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