前回は、TOEICスコアに関係なく必ず毎日実行してほしいこと!ついてお話ししました。
次にしなければならないのは、リスニング力を強化することです。
今回は、TOEIC英語の基礎力を高めるリスニング力を強化する勉強方法についてお話しします。
前回は、TOEICの勉強法–TOEICスコアに関係なく必ず毎日実行してほしいこと!【対策10】


速い英語を克服 TOEICリスニング力強化法
「TOEICリスニング問題の英文が速過ぎて聴き取れない!」
帰園子女ではない一般の英語学習者なら、誰もが経験し、直面する問題ですよね。
そのための解決方法は
既存のTOEICリスニング機材のスクリプト(CDの録書内害を文章で書いたもの)を活用する!
やはりこれに限ります。
TOEICリスニング強化法(準備物)
新しい問題集ではなく、お手持ちの問題集でお試しください。
大切なのは一度解いた問題のスクリプトを用いることです。
スクリプトの用意と、英文の内容を理解できなかったものは、あらかじめ日本語訳を読んでおくようにしてください。
TOEICリスニング強化法(手順)
(1) 一度スクリプトCDを聞いて読み方を確認します。
(2) 全速力で、(早口で)スクリプトを3回読み上げます。
(3) その直後にスクリプトCDをもう一度聞きます。
1回目に聞いたときは
「速くて何のことかさっばりわからない!」
と思った言葉が、よリクリアに、ゆっくりと聞こえるのを体験してもらえるはずです。
実感できなかった方は、まだまだ、速読みの速度が足りないと思われます。
TOEIC教材「ELS syber Lab」サイト紹介
教材をそろえなくてもこんなサイトがあります。
たとえば、一番簡単なレベル「Easy」からはじめてみてください。
今回はAnswering Machineというタイトルのものを取り上げてみます。
https://www.esl-lab.com/phone/phonerd1.htm
知っておきたい語彙が表示されます。
ここでは、次のようなものが表示されていました。
“call someone up” = telephone someone
“Hey, call me up if you want to get together.”
“call on someone” = drop by and visit
“I’ll call on you tomorrow around noon.”
・公式サイトURL(ELS syber Lab)
https://www.esl-lab.com/phone/phonerd1.htm
引用元:公式サイトURL ※文字加工は引用者による。
日本の学校教育では、「call」は「電話をする」という意味で、教科書によくでてきていました。
でも、「訪ねる」の方は、ちらっと見たような覚えはあっても、すぐには出てきませんよね。
しかも「drop by」なんてネイティブはしょっちゅう使っています。
でも、これはEasyのレベルの単語だったとは意外と基本は抜けてしまうものです。
このように上級者のあなたも「Easy」から見直して欲しいと思います。
きっと、意外な発見がありますから:
そして、Easyには、よく使われる使用頻度が高い表現が多いのです。
ということは、
TOEICだけでなくTOEFLの会話問題にも出てくる言葉が満載なのです。
そして、いざというときに使える表現です。
次は、第2ステップです。 `
語彙の確認が終わったら早速、次のExercise(訓練)に突入です。
2.Listening Exercises
Listen to the phone message by pressing the Play button and answer the questions.
Press the “Final Score” button to check your quiz.1.What will take place at Bill’s house tomorrow?
A. a party
B. a game
C. a dance2.Why does Hank have to work late?
A. He has to attend a meeting.
B. He has to write a report.
C. He has to close the office.
3.Why is Hank going to visit Lisa after work?
A. because she is sick in bed
B. because he has to return something
C. because he is going to take her to Bill’s house4.Where is Hank going to get the snacks to take to Bill’s house?
A. from his house
B. from the store
C. from his work5.What time will Hank most likely arrive at Bill’s house?
A. 7:00 PM
B. 8:00 PM
C. 9:00 PM・公式サイトURL(ELS syber Lab)
https://www.esl-lab.com/phone/phonerd1.htm
引用元:公式サイトURL ※文字加工は引用者による。
聞く前に、まず確認しましょう。
設聞文を読んで、登場人物と場面設定を考えるのです。
When/Where/How等、これから聞くべき情報をあらかじめきちんと把握しておき、それができてから実際に聞いてみるようにしてください。
そして、答え合わせの後はやっぱり「Shadowing」してください。
もちろん意味を確認してから、やってください。
これは日本人用のサイトではありませんので、辞書も必要になります。
少し苦労して得た情報(即ち辞書をひくという行為)は、頭の中に単語を長期間記憶させておく上でも効果的です。
でも、気をつけてください。
全ての語彙を調べると時間もかかる上、あなた自身が飽きてしまいます。
本当に知りたい言葉は1~5つに絞ってください。
そのあとVocabulary check(語彙チェック)で重要語彙を覚えます。
https://www.esl-lab.com/phone/phone-match.htm
言葉のマッチングが一番いいので、まずはここから着手しましょう。
ストーリーや意味を推測しながら言葉をマッチングさせるのです。
この過程が、絶対に効率がいいのです。
こうすると、単語をすぐ忘れるということはなくなり頭の中に残ります。
「速い!何のことかさっぱりわからない!」
という思いが今では、すっかりなくなるまでは、誰もが始めは「なに???」です。
そんな時は、このサイトのpre―Listening exerciseを使って、軽く語彙を強化しておきましょう。
(これから流れる英文に出てくる単語をあらかじめ知っておくと、解きやすいからです)
そして、英文を聞き、Q&Aをするといった手順で進めます。
ここまでは先ほどご説明した手順と同じですが、そのあと、やっぱり「速読み」をすることによってより効果的です。
すると、 「内容も理解しながらスピードに慣れる」という一石二鳥が実現できると思います。
このサイトは、TOEICと非常に形式が似ていて、3段階のレベル構成になっています。
もちろん、このサイトを使わないで、お手持ちの問題集を利用するだけでも構いません。
ただし、どんな教材を用いたとしても、たくさんのトピック、たくさんの英文をシャワーのように浴びただけで満足してはいけません。
「速読み」を行って、ゆっくりとクリアな英文が実感できるまで試しましょう。
TOEICリスニングを伸ばすためには
「速読み」を毎日訓練しましよう! 速い英語は存在しません!!
リスニングが伸びる人と伸びない人の差はココで決まります。
「速読み」はわかったけれど、それだけで勉強になっているのか心配・・・
文法があまり理解できない。
どうして現在進行しているTOEIC学習がまだこの時点であるのか?
など、そういうことに疑間をもったなら、その考えは捨てるべきです。
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