1960年代からモータースポーツと深く関わり、そこからインスピレーションを得たモデルが発表されています。
ティソとレースの関係は現代にも受け継がれ、サーキットかわ生れた限定クロノが登場しているのです。
今回は、レースシーンで評判が良いティソ「TISSOT」時計の評価が良い理由についてお話します。
名門レースを支える「ティソ」の聖域
サーキットを疾走する車やバイクが、タイムを競う!
レーシングスポーツは、時計の機構やデザインに様々な影響を与え続けてきました。
ティソもまた、レーシングスポーツとの関わりは深いです。
例えば1960年代には、フランスのアルピーヌ社とスポンサーシップを締結しました。
1973年にモンテカルロラリーを制した伝説の名車アルピーヌA110、そして1978年にル・マン24時間レースで圧勝したアルピーヌA442bの車体には、TISSOTの文字があり、栄光の歴史を共に刻んだのです。
そして2015年、伝説のパートナーシップが、再び結ばれました。
ティソは、2015FIA世界耐久選手権に出場するシグナテック‐アルピーヌのチームスポンサーの一つに決定しました。
「ティソPRS516」は、2カウンターのクロノグラフで、1960年代当時のヴィンテージ感をまとっています。
同時にセラミックやカーボンといった現在の新素材で、新たなるパートナーシップが表現されてもいるのです。
ティソはバイクロードレースへ展開
カーレースだけではありません。
ティソは2001年からバイクによるロードレース世界選手権モトGPのオフィシャルタイムキーパーを務めています。
「ティソTレース」は、そこから生まれたコレクションで、そのコラボ限定モデルは、毎年の恒例です。
ブラック×レッドという情熱的なカラーリングの3カウンター機械式クロノがかっこいいですね。
車とバイクそれぞれにコンマ何秒を競う過酷なレースシーンからインスピレーションを得て生まれた、ティソのこれらの限定クロノグラフは、1秒の重みを知り、正確な時を刻むのです。
ティソ PRS516
古典的な2つロクロノが、力―ボン製ベゼルなど、最新素材で現代的な装いになりました。
機構とデザイン、素材とで1960年代と今とが交錯します。
ベセルにはタキメーターを刻んでいます。
・自動巻き
・径45mm
・SSケース
・カーフストラップ
・定価22万5000円
60時間駆動の高性能ムーブ
搭載するムーブメントは同じグループ傘下にあるETAのCal.A05.H31です。
高効率化を図った設計で、約60時間のパワーリザープを叶えています。
MOTO GP ティソTレース 元GP2015限定モデル
特徴的なベゼルのフォルムは、バイクのブレーキディスクがモチーフとなっています。
日付拡大レンズとリューズガードとを一体化させたデザインも巧みです。
ストラップにレッドのレーシングストライブが貫かれ、ブラックダイヤルにもレッドが効いています。
限定3333本
・自動巻き
・47.25✕45mm
・SSケース
・ラバーストラップ
・定価14万6000円
ムーブの見せ方
ケースの裏面にはホイール型のプレートをセットしています。
裏でもレースの世界観を表現しています。
ヘルメット型ボックス
専用ボックスは、モトGPのヘルメット型です。
自動巻きモデル用にはワインダー機能も搭載されています。
ティソ「TISSOT」という腕時計はレースファンには欠かせない必須アイテムとなっています。
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