黒ゴマは中国では古くから、生命力を高め、全身を若返らせる「仙人食(せんにんしょく)」として珍重(ちんちょう)されてきました。
その効果は、めまいや耳鳴り、ひざ痛、腰痛といった不快症状に対してだけでなく、精力減退、肌荒れ、白髪など、多岐にわたります。
そこで、黒ゴマを利用した黒ゴマ料理レシピ!病気予防だけじゃない!美肌になり白髪も解消するをご紹介します。
酒の肴やおやつに黒ゴマ料理を食べ、病気退治に、美肌づくりに、絶大な効果が得られるでしよう。
黒ゴマ料理レシピについてはこちらもご覧ください
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鳥のから揚げ黒ゴマ風
<材料>4人分
・鶏手羽・・・・150g
・塩・・・・・・小さじ1/2
・黒ゴマ・・・・大さじ4
・からし・・・・大さじ3(大さじ2のお湯でとく)
・卵・・・・・・1個
・片栗粉・・・・大さじ2
・揚げ油・・・・適量
鳥のから揚げ黒ゴマ風の作り方
1.鶏手羽に塩をふって下味をつけ、黒ゴマはコップの底で荒ずりしておく。
2.ボウルに溶きカラシを入れ、溶いた卵を少しずつ加えまぜ合わせる。
3.2.に片栗粉と荒ずりした黒ゴマを加え、だまにならないようにまぜる。
4.天ぶら鍋を熱し揚げ油を入れ、3.のころもをつけた鶏手羽を中火で揚げる。
沖国では昔から
黒ゴマはいわゆる五臓(ごぞう)を潤し英気を養う、滋養、健脳、不老長寿の食品として重宝されてきました。
鶏肉にもまた滋養作用があるため、この二つを組み合わせることで、食欲不振、胃腸病、疲労などに抜群の威力を発揮します。
また鶏肉のたんぱく質が腸内で腐敗発酵(ふはいはっこう)するのを防ぐのが、殺菌効果のあるカラシです。
現在、大腸ガンが急増しているのも、腸内での異常発酵が原因だといわれています。
動物性たんぱく質をとるような場合は、このようにゴマの風昧や甘さで辛さを抑える工夫をしながら、カラシをたっぷりとることが大切です。
黒ゴマの効果についてはこちらもご覧ください
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里芋の黒ゴマ和え
<材料>4人分
・里芋・・・・・小14~15個
・黒ごま・・・・大さじ3
・だし汁・・・・大さじ3
・しょうゆ・・・大さじ1~2
・みりん・・・・大さじ1
・砂糖・・・・・大さじ1
・水溶き片栗粉・少々
・塩・酢・・・・少々
里芋の黒ゴマ和えの作り方
1.黒ゴマを炒り、すり鉢で油がしみ出てくるまでしっかりする。
2.1.にだし汁、しようゆ、みりん、砂糖を入れてはくまぜ、昧を調える。
3.2.を鍋に移し、大にかけて温め、水溶き片栗粉でとろみをつける。
4.里芋は皮をむいて、塩と酢少々を入れた湯で3~4分ゆで、ぬめりを取る。さらに新しい氷に変えて里芋に完全に火が通るまで煮る。
5.器に里芋を盛り、3.のゴマあんをかける。
肝臓によいものは全身によい、とよくいわれます。
黒ゴマは
肝臓の働きを強化し
全身の解毒作用を高めて
体の中の毒素を吐き出そうとするため
便が排出されやすくなります。
食物繊維たっぶりの里芋もまた便秘に効果があり、整腸作用はさらに高まります。
ただし、中国の伝続医学では、里芋は香辛料の一種と考えられているため、とりすぎると肝臓に負担をかけることになります。
その意味でも、肝臓に働きかける黒ゴマを里芋と一緒にとるのは、理にかなったバランスのよい食べ方といえます。
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